GB350Cの純正タイヤと装着可能な補修用タイヤを紹介!【6メーカー6銘柄】

GB350C

GB350Cのタイヤは、前後を同じ銘柄で揃えられる選択肢が6銘柄です。
文中に詳細をつらつらと書いていますが、メーカー、タイヤ別それぞれに全てのリンクを表にまとめてあります。(同じ銘柄でいくつか選択肢があるタイヤは全て純正サイズです。)

選択肢が少ないのには理由があります。リアの130/70-18は、多くのバイクではフロント用として使われているサイズだからです。同じサイズの設定があっても、フロント用に作られたタイヤはGB350Cのリアには使えません。

この記事では、フロント・リアそれぞれに何が使えるのかを、前後の指定まで確認したうえで一覧にしました。

※タイヤメーカーで開発に携わった経験をもとに、サイズ・ロードインデックス・スピードシンボル・構造・前後指定を確認して書いています。(2026年8月更新)

タイヤに悩む人
タイヤに悩む人

GB350Cのタイヤはどうやって選べばいいの・・・
自分のバイクのタイヤサイズも見てみないと・・・
どのメーカーにどんなタイヤがあるの・・・

GB350Cのタイヤ選びで「純正タイヤはどれ?」「タイヤサイズは?」「補修用でおすすめは?」と悩んでいませんか?

この記事では、GB350Cの純正タイヤ情報(年式・型式別)から、装着可能な補修用タイヤまでを徹底的に解説します。
筆者は実際にタイヤメーカーで開発に携わる技術者として、性能・耐久性・コスパの観点から本当におすすめできるタイヤだけを厳選しました。

「GB350Cのタイヤ選びで失敗したくない」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

ちき
ちき

タイヤメーカーで開発業務に従事している現役技術者でこれまで様々な種類のバイクも乗ってきました。
構造設計・性能評価の視点から、スペックだけでは分からない「実際の使い勝手」を重視した情報発信を行っています。

そもそも選択肢が少ない!
タイヤサイズを大きくしたい!
GB350Cだけどハイグリップタイヤが良い!など様々あると思います。
この記事では2つの視点からオススメタイヤをチョイスしました。

タイヤ選びに悩んでいることが無駄なだと思う筆者の独り言

GB350Cのタイヤサイズ【年式・型式別】

年式2024~2025
型式8BL-NC64
 フロントリア
タイヤサイズ100/90-19M/C 57H130/70-18M/C 63H
リムサイズMT2.75MT3.50
純正タイヤDUNLOP GT601(339408)DUNLOP GT601(339409)

GB350Cの純正装着タイヤ(メーカー・パターン)

GB350Cに装着されているタイヤは以下のタイヤとなります。
DUNLOPにはGB350C専用以外にも同サイズの設定がありますので、注意しましょう。
以下のリンクはGB350C専用となります。

ダンロップ(DUNLOP)GT601

GT601
https://dunlop-motorcycletyres.com/products/

GT601はクラシックな外観に合わせたパターンを持つバイアスタイヤです。カタログ上はフロントが「GT601F」、リアが「GT601」と表記が分かれていますが、同じシリーズの前後です。

GB350Cに装着可能な補修用タイヤ一覧【メーカー別】

各社取り扱っているタイヤすべてをまとめてみました。
まだ発売して間もない車両であり、選択肢はかなり少ないのが現状です。

今回紹介するメーカーは5社

  • ブリヂストン
  • IRC
  • ミシュラン
  • ピレリ
  • メッツラー

適合の条件

GB350Cに装着できるかどうかは、サイズ・タイプ・前後の指定の3つが揃って決まります。サイズは幅・扁平率・リム径が一致すること、タイプはGB350Cがチューブレス(TL)指定なのでそれに合うこと、そしてフロント用として設定のある銘柄をフロントに、リア用として設定のある銘柄をリアに使うことです。

ロードインデックスやスピードシンボルの読み方、なぜ前後の指定が重要なのかはバイクタイヤの適合の見方で詳しく解説しています。

見落とされやすいのが前後の指定です。同じサイズの設定があっても、フロント用として作られていないタイヤはフロントには使えません。

前後セットで組める銘柄【6銘柄】

前後とも同じ銘柄で揃えられるのは、この6銘柄です。

メーカー銘柄フロント
100/90-19
リア
130/70-18
タイプ
ブリヂストンBT4657V / 57H63HTL・TL/WT
ダンロップGT601(フロントはGT601F)57H / 57V63HTL
IRCGS-1957H63HTL
メッツラーLASERTEC57V63HTL
ミシュランROAD CLASSIC57V(100/90B19)63H(130/70B18)TL
ピレリSPORT DEMON57V63HTL

純正のダンロップGT601を含めて6銘柄です。ミシュラン ROAD CLASSIC だけは前後ともベルテッド(B)構造で、ほかの5銘柄はバイアスです。

サイズはあるのに前後の指定が逆で使えない銘柄

GB350Cで一番の落とし穴がここです。次の銘柄は「130/70-18」というサイズの設定こそありますが、すべてフロント用として作られています。GB350Cの130/70-18はリアなので、使えません。

メーカー銘柄130/70-18のL.I./S.Sカタログ上の位置
ブリヂストンH5063Hフロント用
ブリヂストンEXEDRA MAX(63W)フロント用
ブリヂストンG85163H /(63W)フロント用
ブリヂストンG85363H / 63Vフロント用
ダンロップD40463Hフロント用
ダンロップELITE463Hフロント用
ダンロップELITE4(D428)63Hフロント用
IRCGS-2363Hフロント用
メッツラーCRUISETEC63Hフロント用
メッツラーME 888 MARATHON ULTRA63H / 63Vフロント用
ミシュランROAD W GT63Hフロント用
ミシュランCOMMANDER III TOURING63Hフロント用
ミシュランSCORCHER 3163Hフロント用
ピレリNIGHT DRAGON63Vフロント用

レブルやドラッグスターなど、130/70-18をフロントに使う車両は数多くあります。カタログにこれだけ設定が並ぶのはそのためです。

通販サイトではサイズしか表示されないことが多いため、ここを間違えるとリアにフロント用タイヤを履くことになります。フロント用とリア用では、トレッドパターンの向き、断面形状、求められる性能そのものが違います。フロントは主に旋回のきっかけを作る役割、リアは駆動力を路面に伝える役割で、設計の狙いが別物です。サイズが合うことと、その位置に使えることは別だと考えてください。

GB350Cのリアで選べるのは、前後セットで組める6銘柄だけです。フロントが29銘柄あるのと比べると、リアが選択肢を決めているのがわかると思います。

ブリヂストン(BRIDGESTONE)

  • BT46
BT-46
https://www.bridgestone.co.jp/products/tire/mc/

アイ・アール・シー(IRC)

  • GS-19
GS-19
https://ircmoto.jp/

ミシュラン (MICHELIN)

  • ROAD CLASSIC

ピレリ(PIRELLI)

  • SPORT DEMON
SPORT DEMON
https://www.pirelli.com/tyres/ja-jp/motorcycle/homepage

メッツラー (METZELER)

  • LASERTEC™

GB350Cのタイヤ選びで注意すべき点

1. リアの選択肢が少ない理由を知っておく

前述のとおり、リアの130/70-18は多くの車両でフロント用として使われるサイズです。GB350Cのリアに使えるのは8銘柄だけで、フロントの29銘柄とは大きな差があります。

前後を同じ銘柄で揃えたい場合は、先にリアから決めるのが確実です。フロントから選ぶと、そのリアが存在しないという事態になりやすい車両です。

2. チューブタイプ(WT)を選ばないこと

同じサイズ・同じ銘柄でも、チューブタイプとチューブレスの両方が存在します。

銘柄サイズ注意点
IRC GS-19100/90-19 57HWT版とTL版の両方がある
ブリヂストン EXEDRA MAX100/90-19 57HWT版のみ
ダンロップ D404100/90-19 57H / 57SWT版のみ
ブリヂストン BT46100/90-19 57HTL/WT(どちらでも可)

とくに注意したいのがIRCのGS-19です。前後セットで組める6銘柄のひとつですが、100/90-19にはWT版とTL版の両方があります。GB350Cはチューブレス指定なので、TL版を選ばなければいけません。

チューブタイプを誤って装着すると、じわじわエアーが漏れてビード落ちから事故につながります。見分け方と危険性はバイクタイヤの適合の見方で解説しています。

3. スピードシンボルは純正より高いものが多い

GB350Cの純正は前後とも H(210km/h)です。前後セットで組める6銘柄のうち、フロントはBT46・GT601・LASERTEC・ROAD CLASSIC・SPORT DEMONの5銘柄が V(240km/h)、IRC GS-19だけが H です。

Hより高い分には全く問題ありません。純正より低いスピードシンボルの銘柄は、今回1つもありませんでした。

4. 構造はほとんどがバイアス

GB350Cの純正はバイアス(100/90-19 130/70-18)です。前後セットで組める6銘柄を構造別に分けると、こうなります。

構造該当銘柄
バイアス(-)BT46、GT601、GS-19、LASERTEC、SPORT DEMON
ベルテッド(B)ROAD CLASSIC(100/90B19 / 130/70B18)
ラジアル(R)なし

前後セットで組める6銘柄のうち、純正と同じバイアス構造なのは5銘柄です。構造まで純正に合わせたい場合は、ROAD CLASSIC以外から選ぶことになります。

なお、バイアスよりベルテッド、ベルテッドよりラジアルのほうが構造上の強度は高くなります。純正より強度が下がる方向の選択肢はありませんので、この点で心配する必要はありません。

私ならこれにするGB350Cタイヤ2選

タイヤの選び方は他にパターンで選ぶ、メーカーで選ぶなどありまずが、今回は以下の項目に着目し紹介します。
*個人的主観で海外メーカーのタイヤは基本的に選択肢に入れることが少ないです。
なぜなら、値段が高い、性能の低い高いの差が激しい印象があります。(いいタイヤもたくさんあります。)
国内メーカーに選択肢があるのにもかかわらず、わざわざ海外メーカーの高いタイヤを率先して紹介はしておりませんが、
「パターンがお気に入り」「海外メーカーのタイヤを装着したい」などで選択するのは全然OKだと思います。

タイヤを買ったはいいものの自分でタイヤ交換できない方はこちら

街乗り・通勤メイン/コスパ重視

「街乗りメインでコスパ重視なら、間違いなくIRCのGS-19」

純正フィーリング重視

「純正タイヤで安心感を得たいなら、DLのGT601」

タイヤ交換する必要があるけど、「純正タイヤで問題なかった」「他のタイヤ履いて失敗するのがイヤ」
そんなGB350Cオーナーには純正タイヤがおすすめです。

GB350Cのタイヤは、純正サイズを守りつつ、自分の使用用途に合った銘柄を選ぶことが重要です。

本記事で紹介したタイヤはいずれもGB350Cに適合し、性能面で大きな不満が出ることはありません。
あとは「何を重視するか」を決めるだけです。
しかしそのタイヤのフィーリングがあなたにマッチするかは上記に記載したように個人の感じ方は千差万別のためわかりませんが、新しいタイヤがどんなものかと感じるのも一つの楽しみだと私は考えています。

タイヤ交換を検討している方は、ぜひ今回紹介した中から選んでみてください。
チェンジャーはないけど手組で自分でタイヤ交換してみたという方はこちら

※「―」は、そのサイトで該当品番の取り扱いが確認できなかったものです。純正指定のダンロップ GT601(フロント339408/リア339409)はAmazonに設定がなく、メッツラー LASERTEC の 100/90-19 57H は楽天市場・Yahoo!ショッピングに、同じくリアはAmazonに設定がありません。ピレリ SPORT DEMON のリアもAmazonでは見つかりませんでした。

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